日経新聞の「本当の読み方」がわかる本 実践テクニック編


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◆小宮一慶が明かす日経新聞の読み方の基本技術!

ただ、なんとなく日経新聞を読んでいませんか? 「読む」だけの日経からの卒業!


【目次】

●Case 001 携帯電話を輸出するのは「国内で売れなくなった」から?

・「携帯、海外販売に再進出」を読む
1 記事を読み解くトレーニング開始
2 読み飛ばしてはいけないポイント
・「損益分岐点」から海外進出の利点を考える
3 グラフを見てみましょう
4 「ポイントは2つある!
5 性能が同じなら安い方が売れる
6 固定費がかかる産業はたくさん製造しないと生き残れない


●Case 002 日本の財政を把握している人は、誰もいない

7 「借金」が「税収」を上回る
8 国はどこまで借金できるのか?
・“埋蔵金”は本当に使えるのか
9 どうなっている? 日本の会計
10 埋蔵金は何兆円あるのか
・「純資産」は使えるお金とは限らない
11 「内部留保」と「埋蔵金」の同じ問題
12 特別会計の純資産がプラスでも不安
・各省に“財務省”があるから全体が分からない
13 縦割り行政だから全体像が見えない
14 経営コンサルタントの立場から見ると…
・日本で議論しなくてはいけないこと
15 なぜ国の財政は破綻しないのか
16 いつまでも国債を発行できるのか?
17 私が思う「安全・安心」とは…


●Case 003 定額給付金の効果はあったのか? なかったのか?

18 「定額給付金」について考える
19 【事例】定額給付金、効果に疑問符 申請手続き終了へ
20 消費支出が2ヵ月だけプラスなのは、なぜか?
21 3兆円削減したら即座に国民に還元を
22 給付つき税額控除は、直ちに実行したほうがよい


●Case 004 景気低迷にあえぐ日本の通貨がなぜ高くなるのか?

23 財政赤字も申告なのに、なぜ円が買われるのか
24 「ドルキャリー取引」でドル売りが出やすい状況に
・米国の雇用はまだ悪化し続けている
25 米国の景気は底を打ったのか
26 景気回復は思ったほどではない
27 ドバイ危機による影響も


●Case 005 「良いデフレ」と「悪いデフレ」が混在する日本経済

28 政府は「緩やかなデフレ」と表明
29 デフレスパイラルの瀬戸際に
30 「輸入物価指数」の動きに要注意
31 「需給ギャップ」を埋めるには減税が一番
32 献金問題で露呈した首相の“金銭感覚”


●Case 006 中国の景気回復は本当か?

・中国の「本当のGDP」は何%?
33 なぜかGDP成長率は「前年同期比」
34 「前年同期比」の数字の読み方
・貿易黒字は依然として低水準
35 景気対策と経済成長率の関係
36 経済成長で国家を安定させている


●Case 007 外需依存の日本が世界で生き残る道

37 日本経済落ち込みの2つの理由
38 日本の「内需」は「外需」に依存している
・日本は外需依存から抜け出せるのか?
39 まず、どれだけ外需に依存しているか?
40 政府は「景気の良いときに」何をしたか
41 外需で食べるには「知恵」で勝負するしかない
・交通インフラの強みを生かすとき
42 得意分野のひとつが「交通インフラ」
43 精度の高い鉄道ダイヤ
・日本は世界の中でどの役割を担うのか
44「コンセプトづくり」は米国が上
45 中国との棲み分け


●Case 008 外需依存の日本が世界で生き残る道

46 JALの再建は可能なのか?
・JALの現状を「数字」から探る
47 JALの貸借対照表を見る
48 資金繰りが苦しくなったのか?
49 営業損益を見る
50 現場のコストさえ賄えていない
・なぜ、JALの売上高が落ち込んだのか
51 旅客売上高はどうなのか?
52 企業の業績とビジネス客の関係
53 「旅行取扱状況」を確認する
・「2010年問題」を見据えた中・長期的な展望
54 羽田空港第四滑走路が完成すると
55 羽田の滑走路が増えると成田は?
56 JALは“第二のGM”になるのか


●Case 009 政府はJALを救うべきか?

・JALが国に泣きつく前にすべきことは
57 国民のお金をリスクにさらすのか
58 JALの新旧分離案について
・法的整理で“きれい”になってから出直しを
59 JALは必要か不要か
60 日本政策投資銀行の存在意義
・地方空港は必要なのか
61 地方も国も赤字を抱える空港
62 空港は作りすぎではないのか
63 なぜ作りすぎたのでしょう
64 JALを助ける前に日本の未来を考えるべき ①
65 JALを助ける前に日本の未来を考えるべき ②
66 JALを助ける前に日本の未来を考えるべき ③
JALは救済して欲しいと言う前に


●Case 010 JALへの公的支援―誰が損をし、誰が得をするのか

67 国際金融の面からJAL問題を見る
・一企業のために法律を作るのはおかしい
68 既存法の枠内でやれることがある
69 実績ある既存の法律がある
70 公的支援の背景にある「銀行」の存在
・JAL救済は銀行救済なのか?
71 法的整理をすると銀行はどうなるか
72 早く健全になってもらいたい


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